梅雨の合間の晴天の日、午前10時から開催されたレッスンにシミズガーデンweb担当がお邪魔してまいりました。
4月からスタートしたレッスンも6月で3回目、みなさまお花の扱いがどんどん上達されていらっしゃるそうで、お花の初心者の私は最初から最後まで目が離せない楽しいレッスンでした。貴重なお時間にお邪魔させていただき、ありがとうございました!
6月のテーマ「コンポジション」
かごや花器にオアシス(フローラルフォーム、アクアフォームなどとも)というスポンジを入れ込み、そこへ花材を刺して整えていく「コンポジション」というアレンジメントが今回のテーマ。
ラッピングを外すだけですぐに飾ることができるので、さまざまな場面で贈ったり見かけたりすることもある馴染みのあるアレンジメントではないでしょうか。
花材は、バラ、プロテア、スターチス、スモークツリー、アンスリウム、ユーカリ、アカシア、カスミソウの8種類。
季節のスモークツリーに自家栽培のスターチス、初夏を感じるアンスリウムに存在感たっぷりのワイルドフラワー、プロテア。カスミソウはチョコレートカラーでシックに染められていて、清水さんならではのこだわりを感じる花材のセレクト。素敵なアレンジメントに仕上がりそうな予感でわくわくとしてきます。
オアシスには水をかけるのではなく、ゆっくりとまんべんなく全体に染み込ませることが大切だそう。今回のような四角いかごには、真横から見て少しだけ出ているぐらいの高さでカットします。
お花は「ネトワイエ」という下処理を行い、不要な葉を取って長さもカットしておきます。
花材を刺していきましょう
ボードと実演で花材の刺し方を教えていただきます。
最初に飾る向きを決めてどう見えるか、見せるかをイメージしながら外側から輪郭を決めて刺していくそうで、まず最初の緊張の1本。
刺しなおししたい場合はそのまま回したり抜いて同じ場所に刺したりせず、常に斜めの先がオアシスに隙間なく接しているように、違う場所に刺すことが大切だそう。その際、できれば先を再度斜めに切りなおすといいとのことでした。
こういう丁寧な作業がお花を少しでも生き生きと長く飾れるコツにつながるのだろうなと思いました。
輪郭が決まったら隙間にどんどん刺していきます。ただの緑色だった塊がだんだんお花で埋まっていく様子は見ていて飽きません!
どこに何を刺そうか、迷いつつも真剣にお花と向き合う時間はあっという間に過ぎていきます。
アレンジメントが完成
完成したアレンジメントたち。どのお花もとても素敵で、アレンジメント体験があまりない、初めて、とのことを全く感じられない仕上がりです。
同じ花材を使っていてもそれぞれ違った魅力をもって仕上がるところがお花の素晴らしさでもありますね。
フラワーレッスンレポート、いかがだったでしょうか?
初めての方でもかしこまらずに和気あいあいとお花を楽しむことができるレッスンとなっています。見ているだけでも楽しいレッスン、次回は私もぜひ受講してみたいなと思いました。
改めましてレッスン受講者のみなさま、そしてお読みいただきました方々、ありがとうございました!